Quo Vadis

マルクスの住まいでサンドイッチを

有名タパス・レストラン「フィーノ」のオーナーと、シェフのジェレミー・リーの共同経営によるレストラン。ジェレミー自らがキッチンで采配を振る当店では、その日に手に入る最高の食材を生かすために、1日に2度メニューを変えるという。国産の食材はその日のうちに使い切り、常に新鮮なものを提供。素材の味を堪能してもらうため、味付けも至ってシンプルだ。

目まぐるしく変わるメニューの中で定着した大人気のスモークド・イール&ホースラディッシュ・サンドは、甘く柔らかなウナギにホースラディッシュがぴりりと効いている。ワインはリースリングで、とアドバイスをもらう。アスパラの包み揚げはパルメザン・チーズが味を引き立てまろやか。ヤギのチーズ、そら豆、ミントを三色ストライプで載せたパンは目も舌も楽しませてくれる。

この店は、かつて経済学者カール・マルクスが住み、「資本論」を執筆した場所。当時の雰囲気を壊さないように改築された。

Quo Vadis

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