隙のないスタイリッシュで豪奢な空間
1990年代初頭より、ロンドンのクラブやバーで活躍した伝説のバーテンダー、ニック・ストレンジウェイがコンサルタントを務める「マークス・バー・アット・ヒックス」。「このバーのカクテルは、(併設された)ヒックス・レストランのフードと同じテーマ。英国の味を大切にすること。そして季節の味をふんだんに取り入れること」とは、ストレンジウェイ氏の言葉。今の季節なら、ルバーブのホームメイド・シロップを使ったカクテルを勧めてくれる。「ベルガマイスター」は、今なお、ロンドンで蒸留される「ビフィータ・ジン」がベース。ベルガモット・レモンのシャープな香りを、十分にシェイクされた卵白が程よく和らげる。隠し味はもちろんルバーブだ。クラシカルな絨毯とモダンな家具、そこにさりげなく置かれたダミアン・ハーストやサラ・ルーカスなど、著名なアーティストたちの作品。ソーホーらしい、一分の隙もないスタイリッシュで豪奢な空間は、背伸びをしてでも一度は訪れてみたい。
Mark’s Bar at HIX
- マークス・バー@ヒックス
- バー、ワインバー
- 66-70 Brewer Street London W1F 9UP
- 020 7292 3518
- www.marksbar.co.uk
- ソーホー、チャイナタウン、レスター・スクエア【WC1, WC2, W1】
- Piccadilly Circus
Googleマップで開く
最終更新日:24 Mar 2017